ホットクックをやめる人と続く人の違いは、置き場所でした
「ホットクック やめた理由」で検索して、ここにたどり着いた方へ。
先に白状すると、私はやめていません。5人家族で2年以上、今も週に何度も使っています。
じゃあこの記事は何なのかというと、2年使っても手放さなかった人間から見た「やめる人との違い」の話です。6万円出す前に「買ったのに使わなくなったらどうしよう」と思っている方に向けて書きます。私も買う前、まったく同じことを考えていたので。
結論から言うと、分かれ目は料理の腕でも機能でもなくて、置き場所でした。
先に結論:向き不向きの早見表
続けられると思う人
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キッチンに出しっぱなしにできるスペースがある
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煮込み料理をよく作る
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火のそばを離れたい事情がある(小さい子がいる、在宅で仕事している、など)
やめてしまうかもしれない人
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使うたびに棚から出す必要がある
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炒め物・揚げ物が料理の中心
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「時短」だけを期待している
ここから先は、なぜそう思うのかを書いていきます。
2年のあいだで、やめたいと思ったことはあるか
正直に言うと、ほとんどありません。
理由は身も蓋もなくて、常に出しっぱなしで目につくところにあるからです。目に入るから「ホットクック使おう」と思う。それだけです。
ただ、失敗はしています。
分量を間違えたときです。特にパスタで多いんですが、水加減を外すと味が薄くなったり、麺の状態がよくなかったりします。何度かやって、「あ、この料理はホットクックに向いていないな」と思うようになりました。
これは完全に私の問題です。欲張って規定の量と違う分量で作ったり、あまりにオリジナルで作りすぎたり、目分量でやってしまったり。うまくいかなかったときは、だいたいそれが原因でした。
つまり機械のせいではなくて、メニューの選び方と、私の大雑把さのせいです。
なのでホットクックをやめようと思ったのではなくて、その料理を作るのをやめました。たぶんここが、続くかどうかの最初の分かれ道なんじゃないかと思っています。
それでも使い続けている理由
火を見なくても、ごはんが完成する
これに尽きます。
材料を入れてスイッチを押したら、その場を離れられる。在宅で仕事をしていると、夕方は洗濯物もお迎えも同時に来ます。鍋の前に立っていられる時間なんて、正直ありません。
火のそばを離れられるというのは、時短というより「同じ時間に別のことができる」ということで、これがいちばん大きいです。
予約機能も本当に便利で、炊飯器みたいな感覚で朝からカレーを仕込んでおけます。帰ってきたら出来ている、という状態が作れるのは、夕方の負荷がまるごと変わります。
煮込み料理がとにかくおいしい
ここは期待以上でした。
野菜がとろとろになって、旨味が凝縮されます。お肉も柔らかくなるので、子どもが食べやすい。肉じゃがやシチューみたいな煮込み料理はもちろんですが、単純に茹でるだけの野菜も、少ない水でできるぶん味が濃く出ます。
「時短家電だから味はそこそこ」だと思っていたので、ここは完全に予想外でした。むしろ煮込みに関しては、鍋で作るより安定しています。
使い道が、あとから増えていく
最近いちばんよく使っているのが、低温調理です。
私の機種(KN-HW24G)には低温調理の機能があって、サラダチキンのメニューもちゃんと入っています。最近ちょっと太ってしまったこともあり、今はこんな流れでやっています。
まずゆで卵を15分。その間にサラダチキン用の胸肉を塩麹に漬けて、調理用の袋に入れておく。ゆで卵ができたら、そのままサラダチキンに取りかかる。
サラダチキンって、自分で作るとパサパサになりがちだと思うんですが、ホットクックだと本当にしっとり仕上がります。うちは5人家族なので、お肉はどうしても胸肉が多くなるんですが、その胸肉でもちゃんとおいしく食べられるのがありがたいです。
買ってすぐの頃は煮込みしか作っていませんでした。2年経った今のほうが、使う回数は増えています。使い道があとから増えていく家電なんだと思います。
(低温調理の使い方は、それだけで長くなるのでホットクックでサラダチキン。胸肉でもパサつかない低温調理の話にまとめました)
やめる人と続く人を分けているもの
ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。
続けられる人は、ずっと目につくところにホットクックを置いておける環境にある人だと思っています。
逆に言うと、使うたびに棚から出すような「ワンアクション」が必要になると、だんだんしんどくなります。本体は重いですし、場所も取ります。出すのが億劫になった時点で、その家電の出番は静かに減っていきます。
これ、実は家電に限った話ではありません。以前プロに家の片付けを頼んだときに教わったことと、まったく同じでした。日常使いしやすい場所にあるものは定期的に使うし、出すのが億劫だったり、片付けるのが面倒だったりするものは、使われなくなる。
服も同じだなと思っています。洗うのが面倒な服、着るのが面倒な服は、だんだん着なくなっていく。結局、使い勝手がいいことと、使いたいときにすぐ使えること。そこが全部なんだと思います。
だから「ホットクックをやめた理由」を探している方に、いちばんお伝えしたいのはこれです。買う前に確認すべきなのはレシピの数ではなく、キッチンに置き場所があるかどうかです。
私の場合、置き場所は意外と収まりましたが、配置はかなり検討しました。そこを先に考えたことが、結果的に2年続いた理由なんだと思います。
家全体の視界と動線を整えた話は、こちらの記事に書いています。
こういう人には、おすすめできます
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ほったらかしで今日のおかずをパッと一品作りたい人
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煮込み料理が好きな人(カレーはあっという間においしくできます)
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火元を離れて、その時間を別のことに使いたい人
私自身もまだ全部を使いこなせてはいません。お菓子も作れますし、甘酒は付属のレシピブックにも載っています。そちらはまだ試したことがないのですが。
お料理が好きな人はもちろんですが、「おいしいものを楽して食べたい人」にこそ向いている家電だと思っています。
うちで実際にどう使っているかは、ホットクックを5人家族で使ってわかったことに詳しく書きました。短所も含めて全部書いているので、あわせてどうぞ。
それでも迷うなら、借りてから決める手もあります
ここまで書いておいてなんですが、6万円は安くありません。
そして今日の結論のとおり、続くかどうかは置き場所という、使ってみないと分からない要素で決まります。カタログを何時間見ても、そこは判断できません。
なので、迷っているなら一度借りてみるのもアリだと思います。実際にキッチンに置いてみると、「置き場所がない」も「これなら毎日出しっぱなしでいける」も、数日で分かります。
買うと決めている方は、こちらから。私が使っているのはKN-HW24Gですが、今の型番は後継機になっています。
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まとめ
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やめる理由は、料理の失敗より「出すのが面倒になること」のほうが大きいと思う
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続く人は、出しっぱなしにできる置き場所を確保できている人
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向いていないメニューはある。でもそれは「その料理を作らない」で解決する
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買う前に見るべきなのは、レシピの数ではなくキッチンの空きスペース
2年使って言えるのは、これがわが家では「買ってよかった家電」だということです。ただそれは、置き場所を先に考えたからだと思っています。
ではでは、また。
※この記事は、実際に使ったうえでの個人的な感想です。仕様や機能は機種によって異なります。ご購入前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。